あよめゆそ日記

日常を深く考察して、価値ある豊かなものに・・・

どうでもいいこと エレベーターにて

職場のビルにて
オフィスのある7階から会議室のある地下1階に降りるため、エレベーターの前で待っていた。
 
エレベーターが止まると、中には一人のスーツ姿の若い男性。
私は、普通にエレベーターに乗り、地下1階のボタンを押す。
1階のボタンも点灯していた。どうやらその男性は1階で降りるらしい。
 
 
そして、エレベーターは1階に到着。
私はその男性が降りるなと思った。
すると、その男性が開いたエレベーターのドアを手で押さえながら、
 
「どうぞ!!!」
 
と降りるのを先に譲ってくる。
しかも、笑顔で。
 
「んっ??」
 
もう一度みると、地下1階と1階のボタンだけが点灯している。
そして、エレベーターには、確かに私とその男性以外に誰もいない。
 
「どういうこと???」
 
しかも、その男性は素敵な笑顔!!
すごい自信満々!!!
ドヤ顔!!!!
 
私は、戸惑いながらもごくごく普通に
 
「地下1階で降りますから大丈夫です。」
 
彼は、それに対して、
 
「そうですか。では!!」
 
と、本日最高の爽やかな笑顔で去る。
 
 
 
どういうことか?
 
彼は、私が地下1階で降りることに気づかなかったのか?
それなら、去る時の最高の笑顔に疑問が残る。。。
(勘違いしちゃった、という表情が微塵もなかった。。。)
 
実は私以外の何か(幽霊的な)ものに話しかけていたのか?
それなら、ホラーで怖い。。。疲れてるな。俺。
 
彼が私に対して何かを試していたのか?
そんな状況で人はどんな表情をするのか?などという人間観察???
それなら、私を対象にしてほしくない。。。
 
彼は日常的にはエレベーターで他人に先に出ることを譲る習慣を持っている人なのか?
それなら、誰かしらそれを指摘するだろう。。。
そんなことをする必要がない時はやらなくていいよ、と。。。
 
 
いずれにしても、私の中で納得いく答えが見つからない・・・
 
仕事で疲れた、ごちゃごちゃしていた頭の中でそんなことを考えていた。。。
あの笑顔が頭の中から離れない・・・
 
仕事の頭の中に、すーっと入ってきたどうでもいいこと。。。
でも、気になる。。。
 
どうでもいいことだけど、ちょっとそんなこと考える時間が心を軽くしてくれた。
でも、幽霊だったら怖いなあ