あよめゆそ日記

日常を深く考察して、価値ある豊かなものに・・・

メンタルリソース???豊かに生きるための個人リソースを考える

最近、働いている会社で、精神的に辛くて会社を休む人、辞める人がちょっといて(ブラック企業ではないですが。。。)、その仕事が割と自分にも回ってきて、あまり休めていないこともあり、心身ともに疲れを感じていました。
そんな中、最近、ラジオを聞いているとき、「メンタルリソース」という言葉を聞きました。
その時は何気なくその言葉を受け止めていたけど、今まで使ったことがない言葉だったこともあり、おもしろいなあと感じたので、考察も含めて、綴りたいと思います。
 
通常、「リソース」という言葉は、「ヒト」、「モノ」、「カネ」、「情報」、「時間」などを指し、これらの限られたリソース(資源)を組織がどう効率的に活用して事業を成功させるか、という意味で、ビジネスにおいてよく使われます。
 
一方、組織だけでなく、個人で考えた場合も同じことが言えます。
自分の持ってるリソースがなんなのか?どう活用すべきか?などなど、人生を豊かにするためには個人のリソースをどう捉え、考えるかが非常に重要です。
 
それでは、まず、個人でいうリソースとはなんでしょうか?
先述の組織のリソースを個人に置き換えて考えてみました。
ざっとこんな感じでしょうか?
「ヒト」・・・組織に属していれば部下、同僚。人脈。家族・友人など
「モノ」・・・文字通り、所有しているもの(スマホ、パソコン、時計、家など)
「カネ」・・・フロー収入、貯金、株・債券などなど
「情報」・・・知識・経験、スマホ・人脈などの情報へのアクセス手段そのもの
「時間」・・・与えられている1日24時間。でも、それがいつ潰えるかわからない。。。
 
それでは、「メンタルリソース」ってなんでしょうか?
そもそも「リソースとは活用することで価値を生み出すもの」らしいです。
メンタルを活用して価値が生み出されるってどういうことか???
 
私の場合、一般的にいうとメンタルが非常に弱い部類に入ると思います。
(そもそもメンタルって強い・弱いという尺度だけではかれるものでもないと思ってますが。)
人の言動とかすごく気になるし、人がどう考えているか?とかなんとなく察してしまう。
その人の声のトーン、身なり・雰囲気などはもちろん、その人の姿を直接見なくてもドアを開ける音とかでもなんとなくその人の気持ちの状態を察してしまいます。
 
そんな私にとって「メンタルリソース」をどう捉えればいいのか?
自分なりに考えた結果は以下の通りです。
 
まず、”「ヒト」、「モノ」、「カネ」、「情報」、「時間」のような資源よりも上位概念にあたる”ということ
 
つまり、「メンタルリソース」が乏しい状況で、「ヒト」、「モノ」、「カネ」、「情報」、「時間」などのリソースを活用する状態にはなり得ない。
 
「メンタルリソース」が削られているもしくは質の悪い状態だと「ヒト」と共同するのは難しい(そのメンタルが他の人に派生するから)し、「ヒト」、「モノ」、「カネ」、「情報」、「時間」のリソースを適正に把握・配分する判断そのものが難しくなってしまうからです。
 
だから、自分の「メンタルリソース」の状況をよく観察する必要があります。
「ちょっと後ろ向きに気持ちになりがち」、「今日はちょっとあまり人と話したくないな」など、自分のメンタルの状況をみて、素直に受け取ることがまず大事。
特に私のような「メンタル」の性質だと、そのケアというのは、自分にとってはもちろん、結果的には他人に対しても非常に重要です。
 
さらに大事なのが、「メンタルリソース」よりもさらに上位概念に「フィジカルリソース」(*)がある”ということ。
(*)世の中にこんな言葉ないかもしれません。ここでいうフィジカルとは「物質的」という意味ではなく「身体的」という意味。
 
めちゃくちゃ当たり前なんですけど、
「お腹が空いてたら、イライラする」、「寝不足だから集中できない」などないでしょうか?(アラフォーになって疲れやすく、イライラするなどよくあります。。。)
 
メンタル(精神)とフィジカル(身体)の関係って、いろんなことが語られているけど(これはまたの機会に)、間違いなく、フィジカルが先にきますよね。
フィジカルがないのに、メンタルだけがある状況(幽体離脱のような状態???)ってないので。。。
 
だから、個人のリソースを考える場合、
最上位層に「フィジカルリソース」があって、
その次の層に「メンタルリソース」があって、
これらのリソースをベースにしてはじめて、『人生を豊かにする』ために「ヒト」、「モノ」、「カネ」、「情報」、「時間」などのリソースを活用できる状態になると思います。
 
すごく当たり前だけど、こういう意識を実践できていなかったです。
 
若い頃は、「フィジカルリソース」を意識しなくても、何とか勢いでやってこれた気がしますが、最近は、睡眠時間を十分にとる、身体を動かすためにストレッチする、筋トレするなどということを最優先に生活しています。
そうすると、「メンタルリソース」の量も質も保持しやすくなり、結果、『人生を豊かにする』ための「ヒト」、「モノ」、「カネ」、「情報」、「時間」などのリソースの把握・配分もしやすくなります。
 
こう考えると、無駄に残業しようとは思わなくなりました。
 
残業せず、定時に帰るとき、なんとなく気まずい感じがします。
そもそも勤務時間8時間をフルで頭を使って仕事していれば、残業したところで生産性は確実に落ちるし、残業するだけ家に帰る時間も遅れ、食生活が乱れ、睡眠時間も減り、悪影響が出てきます(つまり、最上位層である「フィジカルリソース」に悪影響が出てきます)。
それであれば、残業せずに定時に帰るときの気まずい感じに対して、少し「メンタルリソース」を消費してサクッと家に帰り、ゆっくりご飯を食べる・ゆっくり寝るなどの「フィジカルリソース」の回復、家族との食事、趣味などの時間にあてるなどの「メンタルリソース」の改善に充てる方が、建設的です。
結果、仕事のパフォーマンスも向上するので、会社に文句を言われる筋合いはありません。
 
フィジカルリソース」、「メンタルリソース」の取り扱いの難しさは、常に変化することだと思います。
歳を取る、病気になる(しかも突然の場合も)などにより「フィジカルリソース」が低下します。
自分だけでなく、周囲の環境(特に最近はSNSなどもあり目まぐるしい。。。)が、当然、自分の「メンタルリソース」の質・量はもちろん、その消費のさせ方さえにも影響を与えます。
さらに、人間の意識って現実と乖離していることが多々あるから、余計にリソースの質・量を正確に把握することを困難にさせます(例えば、頭では自分は元気だと思っていても、実際身体は疲弊しきっている、みたいなことは非常に多くありますよね。)
 
だからこそ、「フィジカルリソース」を大事にして「メンタルリソース」そのもの、「フィジカルリソース」との関連性に注視する。それらが、質・量ともにまずい状態であれば、早めにケアすることが最も重要!!です。
 
ちなみに、最近、私は、なかやまきんに君が大好きで、YouTube見ながら、楽しく身体動かしています。身体も心もすごく健やかになります。
 
「フィジカルリソース」、「メンタルリソース」を大事に『人生を豊かに』していきたいですね。
 
ありがとうございました🙂